過去にジェームズ・ボンドという名の英国スパイが実在

ART/CULTURE /

2020年11月20日(金)より全国公開となるスパイ映画の金字塔シリーズ最新作『007/ノー・タイム・トゥ・ダイ』。今作限りで6代目ボンドのDaniel Craig(ダニエル・クレイグ)が引退することが豪語されているが、映画の舞台ともなるイギリスにJames Bond(ジェームズ・ボンド)という名のスパイが実在していたことが判明した。

『007』シリーズ1作目が公開された1962年の2年後である1964年に、同名のイギリス人情報員が共産主義政権下のポーランドに派遣された、という公文書記録が新たに公開された。ポーランド国家記銘院がFacebookで公開した情報によると、「ジェームズ・ボンドは1964年2月18日にポーランドの首都・ワルシャワに着任し、表向きの肩書きはイギリス大使館の公文書保管係だった」と明記されており、マティーニと女性を愛する映画でのジェームズ・ボンドに比べ、実在したスパイは女性を恋愛対象としているが非常に用心深くポーランド市民とは一切接触を取らなかったという。

当時も映画『007』のジェームズ・ボンドは有名だったことから、実在したボンドは“人目を引く名前だが、重要性の低い任務を担ったスパイ”だったとの見方を示している。同シリーズの生みの親で元スパイのIan Fleming(イアン・フレミング)は今天国で何を思うのだろうか、最新作公開の時まで期待に胸を膨らませておこう。

その他、カルチャー関連の最新トピックもお見逃しなく。

Image Credit
007